人間ドックはいつから
人間ドックは、若い間は受けなくても問題ないというイメージを持つ人も少なくないでしょう。受ける頻度としては、100を年齢で割った年数に1回が理想的とされています。ですから、20代の場合5年に1回、30代で3年に1回、40代で2年に1回、50代以降は1年に1回受ける事が理想とされています。5年に1回、3年に1回程度であれば、受けなくても良いのではないかと考えてしまう人もいますが、数年に1回、検査を受けておく事で、病気の早期発見をしやすい状態となります。
更に、人間ドックを受ける習慣をつけておくと、検査結果で数値に異常が出た時、次の検査までに改善しようという目標を持つ事が出来、生活習慣病や病気の予防に繋げていく事も出来ます。人間ドックというのは、1回受けて、異常がなければ、しばらく行かなくても良いのではないかと考えてしまう人もいますが、例えば、がんの場合、初期のものは検査では見つけられないという事も珍しくありません。ですから、検査で異常がなくても、本当に全く異常がないという訳ではない可能性もあります。ただ、定期的に検査をしていれば、早期発見と呼ばれる段階で、病気を発見する事が出来るようになり、病気が見つかってもしっかりと治療できる事になります。
ですから、人間ドックは、ある程度の年齢になってから受ければ良い、検査がなければしばらく行かなくても良いと考えるのではなく、年齢に合わせた頻度で検査を受けていく事がお勧めです。
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